![]() 国産大豆・国産米を100%使用した 手造り・天然醸造の信州味噌 醸造元:井上醸造へようこそ |
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大地をいただく ―黒姫の大豆― | |||
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2008年 夏、知人を介して信濃町の大豆生産農家である斉藤さんを紹介してもらう。 まだ若いが、熱心に農業と向き合う姿に好感が持てる。 正直、うちのような小さな味噌屋と結びついたところで大したメリットはない… にもかかわらず、一も二もなく斉藤さんは言ってくれた。 「お金じゃないです。自分たちの作った大豆が、どこでどうやって使われているか分かることはとても大切なんです。井上さんのお味噌になるなら嬉しいし、自信にもなります。」 斎藤さんの大豆を使わせていただくことが決まった。 話は6年前にさかのぼる 秋田や青森の大豆を使っていた当時、「どうせなら全部 長野県産に変えられない?」 そんな専務の問いかけに、井上醸造の「地産地消」への取り組みがスタートした。 長野県産も使っているとは言え、東北勢が主流。 毎年年が明けると、大豆の選定がひとつの大切な仕事だ。問屋に産地ごとのサンプルを持ってきてもらい「ご対面」となる。大豆の品質・価格を比較検討し、年間製造計画に沿って問屋に発注をかける。 ![]() 量販店などに納めてきたことはない。創業以来ずっと、一人ひとり個人のお客様に支えられてきた。「おいしくなければ」次の注文はないのだ。味噌の味は落とせない… 斉藤さんの大豆畑 「地産地消だからいいものができるとは限らないんじゃないか。」そう答えた。 贔屓(ひいき)の産地を切り替えるということは、思った以上に勇気のいることだった。 というよりも、今から思えば「“地産地消”という看板に頼らなくとも、うまい味噌は造れる」という職人の意地だったのかもしれない。 <秋田か それとも長野か> お眼鏡にかなうのは、秋田、青森、はじめ東北勢、そして長野と続く。 「寒い地方はいい豆が穫れる」先代の教えだ。 秋田をはじめとする東北地方は一大生産地で広大な圃場(ほじょう)が確保でき、大豆の大規模栽培が可能となる。そのため品質にバラつきが出にくいのがメリットだ。一方長野県はというと、味では負けないものの中山間地が多く小規模栽培のため、大豆畑や生産者によって品質特性のバラつきが出やすい。また農協単位で集荷されるため、異なる畑の大豆が混じり合ってしまうと、大豆の浸漬・蒸しに見極めが問われ一苦労、職人泣かせでもある。そのくせ値段は高めと来ている。悩むのも無理はない。 ![]() 一口に長野県といっても広い。まずは比較的近郊の西山、信濃町、塩田平、松本平と数か所の大豆を仕入れ始める。 育つ環境が違えば、味も違う。「大豆のことをもっと知りたい」と問屋に頼みこんで、うちから近い信濃町の大豆生産農家の勉強会に参加させてもらった。 ![]() 「こんなに苦労して作った大豆を使わせてもらってるんだ。もっといい味噌を造りたい!」 不思議と地元の大豆に愛着が湧いてきた。2006年のことだ。 意識を高めて臨んだ味噌造り。ここの大豆でつくった味噌が、長野県の市販味噌研究会にて2年連続で最高の評価を得る。 信濃町の大豆現地研修会 「これならイケる!地元の大豆に切り替えよう。」 信濃町で酪農に取り組んでいる知人に相談したところ、大豆の生産者を紹介してくれると言う。「若いのに熱心で、面白い奴だよ!」ということだった。 当初、「取り合えず、信濃町の農業の話を聞かせてもらおう」と知人のところに行った。 話はトントン拍子に進み、そのまま大豆生産者の元へ行くことに… 心の準備がないままついて行った。 案内されたのは道沿いのトウモロコシ直売所。 斉藤さんは、そのテントの下で朝採ったばかりのトウモロコシを売っていた。 「どうぞ、食べてみて。」とその場で切って渡してくれた。 初めて食べた生のトウモロコシ… その甘さとみずみずしさと言ったら! そのおいしさは今でも忘れられない。 私たちが以前から勉強会に参加していたこと、何より紹介してくださった方の人望があったからだろう、斉藤さんは快く私たちの申し出を受けてくれた。 この縁を大切につなげて行きたい… 「地産地消」への取り組みが、やっと一歩を踏み出した。 ![]() ![]() 2008年11月2日 刈入 大豆の収穫を手伝って (左)斉藤さん(右)専務 |
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